タバタビトのフィンランド

タバタビト(tavatabito)は、あくまでも「イチ・フィンランドファン」という観点から、
主にフィンランドの文化的なことを伝えています。

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ウェディングパーティで見えたフィンランドという国(子連れでフィンランド)
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    子育てを理由(言い訳)に、なかなかブログを更新できない汗
    腰の重いでおなじみの?!タバタビトです。
     
    この夏に子連れでフィンランドへ行き、ウェディングパーティをしてきました。
    今更ながら、その旅の報告を少しずつしていきますので、どうぞお付き合い下さい。
     
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    前回は「ウェディングパーティ-ディスプレイ編」をお届けしましが、いかがでしたでしょうか。ムーミンがいる受付はフィンランドっぽく、一方、圧巻の草月流で日本を感じる…そんな日芬ミックスの装飾でした。

     

    さて今回はパーティの様子ではなく、私が感じた「ウェディングパーティで、再発見したフィンランド」というテーマで書いてみたいと思います。

    私が最初にフィンランドにホームステイしたのは1999年です。それから幾度となく渡芬しておりますが、今回新しく、あるいは改めて感じたこの国について記しておきます。

     

     

    私はフィンランドでこのようなウェディングパーティに参加したことがなかったので、勝手が全くわからず…コーディネーターの「Suomiのおかん こばやしあやな」さんには、本当に手取り足取りアドバイス頂き助かりました!

     

    準備をしていて、とても大変だったのは「アレルギー問題」です。

    皆さんはラクトースフリーの牛乳を日本で見かけたことがありますか?フィンランドではごく一般的です。他にも、当たり前にベジタリアンメニューがあることや、グルテンフリーの表記などなど…とにかくアレルギーに対して日本のそれとは比べ物にならないくらいにケアされています。


    つまり、今回のパーティでも参加者の方に「アレルギーの有無」をおうかがいし、作った料理にもアレルギー表記をすべて行いました。

     

     

    また、スタッフにベジタリアンニンジンの方がいらっしゃったので、まかないメニューにも気を遣いました。ランチにはピザを用意したのですが、ひとつはベジタリアン対応です。

     

    このように徹底的にアレルギー対応をするのは、日本にいる時にはない感覚でした。日本でもホームパーティーなどで「嫌いなものやアレルギー」を聞くことはありますが、基本的には「アレルギーを持っている個人の対応」に任されている気がします。フィンランドのように、食事を提供する側が”きっちり対応する姿勢”はスゴイ!と感心しました。日本もこれからそうなっていくのでしょうか?

     

     

    次に違ったのは、日本のように「ご祝儀」や「会費」という制度が一般的でないことです。通常、このようなパーティの時にはホスト(新郎新婦)が料理などすべてを用意し、ゲストはプレゼントプレゼントを持参して参加します。

     

    その為フィンランド人ゲストの方に「ウィッシュリストはある?」と聞かれました。これは日本にはあまり馴染みのない制度ですが、新郎新婦が「欲しいものリスト」を公開し、ゲストは予算に合わせてその中からプレゼントを用意するというものです。とても合理的ですよね!

     

     

    また逆に、日本人ゲストの方に聞かれたのが、「服装についてドレスジャケット」でした。これも日本人的感覚とフィンランド人の違うところで面白かったです。その質問をしてきた彼女はパートナーがフィンランド人で、まず彼に相談をしたら「キミが主役じゃないんだから何でもいいよ」と言われ、混乱したそうです。

    実際、コーディネーターの「Suomiのおかん こばやしあやな」さんも言っていましたが、日本人のように「結婚式=とびきりオシャレする」という感覚はないそうです。それなりのTPOは守りつつ、皆さん日本よりはもっと気楽に考えていらっしゃるようでした。

     

     

    また「違う」ではなく「同じだなぁハート」と思ったこともあります。
    乾杯のあとでしばらく歓談の時間となり、準備されたお料理を、司会マイクからも私たちからも「どうぞ召し上がって下さい」と伝えたのですが、なかなか最初の一人が出てこないのです!日本人にもありがちな、
    【いわゆる遠慮】です。誰かがとるまで、手を付けにくい…というその感覚は共通していました。

    日本人とフィンランド人が実は性質が似ていると感じる場面がよくあるのですが、ここでも実感して、とても親近感がわきました。
     

     

    そして最後に、これまた意外(というか、実は予想していた)のが、「フィンランド人はモルックをそんなに持ってない!」ということです(笑)

    今回私たちは入場で「モルックロード」を作るために、数台のモルックを必要としました。ファミリーや参列者に「貸して」と聞いて回ったのですのが、集めるのに苦労しました汗

    よくモルックのことを私は「オセロ」に例えます。老若男女が遊んだことあって、ルールは知っているけど、各家庭に必ず1つあるものではない。という、そういう意味ですが、今回でそのことを改めて実感しました(苦笑)

     

     

    それでは、今回はこの辺で失礼します手 異文化でのパーティ主催、とても良い経験をさせてもらいました。

    次回はウェディングパーティの記事も最後になるかと思います。お楽しみに花

     

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    【フィンランドでウェディングパーティ協力者】

    ホストファミリー

    Suomiのおかん こばやしあやな(コーディネート)

    安井 草平(カメラマン)

    Lamé trap (ウェディングドレス作成)

    友人たち

     

    ※こちらに掲載の写真は安井草平さんが撮って下さいました。一部プライバシー保護のため、加工(モザイクなど)しております。

     

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